マッチングアプリには必ずいるヤリモク・ネットワークビジネス・宗教勧誘。
マッチングアプリは必ずしも「安全な出会いの場」とは言い切れません。
今回は、そんなマッチングアプリに潜むリスクを回避する方法について説明いたします。
マッチングで会うまでの流れと期間について

まずは、マッチングアプリでマッチングしてから実際に会うまでの流れを簡単に説明します。
- マッチング成立
- メッセージのやりとり
- 実際に会おうという話になる
- 会う日時や場所を決める
- 実際に会う
マッチングしてから実際に会うまでの期間は、2週間~1ヶ月が一般的です。
マッチングしてすぐに「会おう」と言ってくる男性も少なくないですが、ヤリモクなど危険ユーザーを回避するためにも、ある程度期間をおいて会いましょう。
1.マッチング成立~メッセージのやりとり(1週間~1ヶ月)
マッチングが成立したら、まずはアプリ内でしばらくメッセージのやりとりをします。すぐに「LINE交換しよう」とか「今日会えますか?」など聞いてくる男性もまれにいますが、真面目な出会いをしたいのであれば無視しましょう。
真剣に出会いを求めている男性ならそんなに急いでコトを進めようとはしません。まずはお互いについて理解を深めてから「連絡先を交換しよう」とか「実際に会おう」となるのが普通です。
最低1週間はアプリ内でやりとりするのをオススメします。その時点で相手に対して「この人になら連絡先を教えても大丈夫かも」と思えたら、LINEなどプライベートな連絡ツールに移行してOKです。
もし1週間やりとりしてもまだ不安がある場合は、アプリ内でのやりとりを続けましょう。実際に会うまでアプリ内でやりとりを続けても問題ありません。
ちょっとでも不安があるなら、「会ってから連絡先を交換しませんか?あなたを怪しんでいるわけではないですが、こういった出会いは初めてで、ちょっと不安なので・・・」と言ってみてください。
普通の男性なら、「会ったこともない異性に連絡先を教えるのは不安だよな」とあなたの気持ちを理解してくれるはずです。
2.実際に会おうという話になる

やりとりを始めて2週間~1ヶ月位経ったら「会いませんか?」という話になると思います。
男性から話を切り出すことが多いですが、あなたからお誘いするのももちろんOK。まだ会うのは不安という気持ちがあるなら、 「もう少しやりとりを続けてからでも良いですか?」 「今は仕事が忙しいので、もう少し先でも良いですか?」 などと言って一旦お断りしましょう。
あなたが自然と「会いたい」という気持ちになったときに会いましょう。
3.会う日時や場所を決める
実際に会うことになったら、お互いに話し合って会う日時や場所を決めます。
おそらく男性から、「好きな食べ物はある?」「嫌いな食べ物は?」「アクセスしやすいところはどこ?」 「時間はどうする?」など聞いてくると思うので、素直に自分の希望を伝えればOKです。
相手の車に乗らないと行けないところや、あまりにも遅い時間に会うのは避けましょう。相手がお店を予約しておいてくれた場合は、場所と名前を聞いておくことをオススメします。
なぜなら、当日会った際に「ちょうど近くで友達がパーティーをやっているから行こう」 などと言い、ネットワークビジネスの勧誘目的で、仲間が集まるビルの1室に連れて行くという場合もあるからです。
「なんで?」とか「当日のお楽しみ」など、なかなか教えてくれないときは怪しいです。
4.実際に会う

時間、場所を決めたら、あとは当日、おしゃれして、時間に遅れないように現地に向かえばOKです。
「どんな格好をしていけば良いの?」とお悩みの方がいるかもしれませんが、個人的には、あなたらしい格好をしていけばOKだと思います。「とにかく男性ウケしたい」という方は女子アナを参考にしましょう。
たとえば、ストレートヘア、白トップス、フレアスカート、ヒールは大体の男性が好きな鉄板コーデなので迷ったらぜひ。ひざ丈ワンピースも良いですね。
雑誌でいうと、andGIRLや美人百花あたりのテイストで行けば間違いありません。
もし、まだ連絡先を教えておらず、アプリ内でやりとりをしているなら、遅くとも前日までには、万が一連絡が取れなくなったときのことを決めておいてください。
たとえば、 時間を◯分過ぎたらお店に直接行く ◯◯という名前で予約しているのでその名前で入る などです。 なぜなら、「電車の事故で時間に遅れそうだけれど、アプリの調子が悪く、メッセージの送受信ができない」という場合がまれにあるからです。
初対面の人が時間を過ぎても現れない、連絡が取れないとなると、「すっぽかされたのかも」と思われる可能性が高いので、あらかじめ話し合っておきましょう。
また、初めて会うのは夜でもOKです。 ただ、あなたが、
- お酒のコントロールができない
- 勧められると飲んでしまう
- 押しに弱い
- 断れない
こういった女性の場合は夜会うのは避けましょう。酩酊状態にさせられてホテルに連れ込まれたりする危険があります。
不安な場合は、「ランチにしませんか?」または「お茶でもいいですか?」と、日中会うことを提案してみてください。 嫌がるようならヤリモクの可能性が高いので会うのはやめておきましょう。
5. 会ってからの流れ
さて、実際に会うと、 「会ったときに何を話したら良いの?」 「緊張しちゃうんだけどどうしよう!」 と、困る方も少なくないと思います。
「変なこと言って幻滅させたらどうしよう?」とか「好きになってくれるかな?」とか。緊張してしまうのは、失敗するのが怖い=相手に嫌われるのが怖いからだと思います。
その恐怖から来る緊張を解消する方法は、結果を気にしないようにすること。つまり「別に好かれても嫌われてもなんでもいいや」と開き直ること!「無理!」と思うかもしれませんが、こちらでいくら考えて嫌われなさそうな振る舞いをしたところで、実際、相手がどう思うかはわからないんですよね。
ぜひ「やれることはやった、あとは楽しむだけ、結果は気にしない」でデートに臨んでみてください!
逆に、「何を話したら良いかわからない」「話を弾ませる自信がない」という方は、聞き役に徹しましょう。その場合は、
- 事前にお相手のプロフィールを読み込んでネタを拾っておく
- お相手の会話内容を踏まえた質問をする
この2点を押さえておけば、会話を盛り上げるのは簡単です。実例としましては、
- あなた「旅行が好きってプロフィールに書いてたよね。最近はどこか行った?」
- 彼「最近は◯◯に行ったよ」
- あなた「◯◯行ったことない!どうだった?」
- 彼「すごく良かったよ!食べ物も美味しかったし」
- あなた「へー!いいなぁ!何食べたの?」
- 彼「??食べたよ」
- あなた「??って◯◯の名物だよね、絶対美味しい!写真とか撮った?」
- 彼「撮ったよ!これこれ、これが本当に美味しくてさぁ・・・」
という感じで、相手の仕事や出身地など、プロフィールから拾ったネタを使って同じように会話をしていけば、話のネタが尽きて困った、ということは無いと思います。
もし映画や読書、漫画などが好きな男性だったら、会う前にオススメの作品を2~3本聞いておくのも良いですね。そして会うまでに実際に観てチェックしておきましょう。
会ったときに「オススメしてもらった◯◯観たけど、すごく良かった!」と感想などを話したり、「他にも何かオススメある?」と聞くとすごく喜ばれますよ!
話が盛り上がって「まだまだ一緒にいたい!」と思ったとしても、初回デートは3時間ほどで切り上げて解散するのがベストだと思います。
「ちょっと物足りないな」くらいで終わったほうが、2回目のデートに誘われる確率が高いです。
マッチングアプリで会う際に注意してほしいこと

マッチングアプリで会う際に注意してほしいことが9つあります。
1.安全なアプリを使う
そもそもの話ですが、会うなら安全なマッチングアプリで知り合った人じゃなきゃダメです。
安全なアプリとは、ペアーズ、Omiai、withなど、年齢認証など安全対策がしっかりしており、サクラがいない優良アプリのことです。
巷にはサクラだらけの詐欺アプリがたくさんありますが、そんなアプリを使ってしまうと、会えないどころかお金を巻き上げられて大変なことになります。使うアプリはしっかり見極めましょう。
2.密室で会わない
初対面やまだよく知らない男性と密室で会う…。これはどう考えても危険ですよね。
お付き合いが始まってお相手がどんな人かわかるまでは、まわりに人がたくさんいるオープンな場所で会うのがベストです。
3.友人や家族にアプリの人と会うことを伝えておく
あなたがいつ誰と会うのかを友人、家族、誰でも良いので伝えておくと安心です。
アプリで恋活・婚活しているのを知られるのは恥ずかしいかもしれませんが、意外とみんなやってるので、大丈夫!
4.露出しすぎない
あまりにも肌を見せすぎると「ヤれる子だ」「軽そう」「ワンナイト狙い?」と判断される可能性があります。
誤解を防ぐためにも、清楚で上品なファッションで行くのがベストです。
5.お酒は適量を守る
泥酔するまで飲むのはやめましょう。泥酔して判断力がなくなった結果、流されるままにやってしまったというケースが100%です。
「つい飲みすぎてしまう」という方は、ランチデートかカフェでお茶デートにしましょう。
6.遅すぎる時間に会わない
- 終電逃す→ホテルへ→解散後音信不通
- もう電車がないからドライブしよう→相手の家へ→解散後音信不通
このようなケースを数多く見てきました。
遅すぎる時間に「会おう」と提案してくる男性はほぼ100%ヤリモクです。真剣に出会いを求めている人は、そんな時間に会おうとは言いません。
7.相手の車に乗らない
まだよく知らない相手の車に乗るのは危険です。
地方だと車が主な移動手段になるところが多いと思いますが、できるだけ公共の交通機関を使うようにしましょう。
8.個人情報は教えない
フルネーム、電話番号、勤め先、詳細な住所などの個人情報は教えないようにしましょう。
教えてもOKなのは、下の名前とLINE IDくらいです(不安なら教えない)。
9.不審なユーザーには絶対に会わない
不審なユーザーとは主に以下のような人たちです。
- 業者
- MLM
- ヤリモク
- 写真無し
- プロフィールをほとんど埋めていない
- 会話が噛み合わない
すこしでも「怪しい」と感じたり、「不快だな」と感じるユーザーには絶対に会ってはいけません。
まとめ

マッチングアプリで会うのは「怖い」と思うかもしれませんが、注意点を押さえておけばそれほど不安になる必要はありません。
記事の内容をザックリまとめると、一番安全なのは、
- 会うのはマッチングして2週間~1ヶ月経ってから
- 会うまでアプリ内でやりとりする
- ランチやお茶など、日中デートをする
これらのポイントを押さえたデートです。